昔からゴールドは、お金として利用されてきたのはご存じの通りです。
鉄のように酸化しないため、いつまでもその輝きを保っているのが特徴です。
シルバーの場合は、酸化して黒ずんだり不思議な輝きを放つのは別の意味で美的になることもあります。
昨今は、年々ゴールドの値段が上がり続けています。戦争が終わらない、株式以外の資産としてなどの理由と、”BRICS”で貨幣として見直されていることが大きいと言えます。
すでにドルの価値に対して基軸通貨としての信頼性が低くなっているのも確かでしょう。
今後もゴールドの価値が下がるとは思えません。またお金というものの価値より、商品、現物の価値の方が今後は信頼性がたかくなるでしょう。インフレは、まだ始まったばかりなのです。
地金
地金を作っている会社の物を購入します。素材そののままで取引されているのが特徴で、現金化するのに最もわかりやすいものです。
購入には主に、田中貴金属、徳力、先物を取り扱っている会社などがあります。
地金型コイン
コインにするための価格も転嫁されていますから地金と比べると少し高めです。1オンス(約31.1g)を基準として、1/2オンス、1/4オンス、1/10オンスが販売されています。
田中貴金属では、オーストリアのウイーン金貨、カナダのメイプルリーフ金貨が売買されています。メイプルリーフ金貨はウイーン金貨より厚手です。ウイーン金貨は、直径が大きくメイプルリーフより大きく見えます。おすすめは、ウイーン金貨ですね。
他にも日本マテリアルでは、イギリスのブリタニア金貨があります。
三菱マテリアルは、オーストラリアのカンガルー金貨です。毎年、カンガルーのデザインが異なるのが特徴です。イマイチかわいくはないのですが・・・。
その他のコイン
ゴールドの含有量分の価値があります。99.99%、K24であれば純金。90%も多いです。
その他にゴールドを購入する方法として、加工費分が高くなりますがネックレスなどを購入しておくとよいでしょう。
地金はどこで買うか?
海外であれば、どこで買ってもゴールドの市場価格なのですが、日本国内では地金の価値が微妙に違います。
田中貴金属で買ったものを田中貴金属で売れば、同じ田中貴金属基準で売却できます。
これが日本マテリアルのゴールドバーを「田中貴金属に持って行って売る」と、田中貴金属のゴールドバーよりも下のランク基準での買取となります。日本マテリアルの方が安くされてしまいます。
田中貴金属のゴールドバーを「日本マテリアルに持って行ってうる」とした場合は、日本マテリアルの商品と同じ価格で売却ができます。
これらより田中貴金属のゴールドバーが一番価値があると言えるのだと思います。おそらく田中貴金属が貴金属市場で優遇されているのでしょう。
店頭で購入できる地金と銘柄として有名なのは、田中貴金属、日本マテリアル、三菱マテリアル、徳力などがあります。